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2014年5月19日月曜日

赤ちゃんと初期伊万里

 店に来る途中の電車内にてアメリカ人?のパパと日本人のママのハーフの赤ちゃんに遭遇。たぶんまだ0歳児。とても小さいのに、人としての機能を正確な縮尺率ですべて備えているのが不思議です。口をパクパクさせながら、ママと目を合わせようとするも、ママは他のことに気を取られて気づかず。赤ちゃんがグズって自己主張すると、パパがほっぺをぶにゅっとつまんであやします。ものすごく柔らかそう・・。茗荷谷の一幸庵のわらび餅のように。ここのわらび餅は、つなぎを一切使わず、わらびの地下茎から数%しか採取できないという本わらび粉100%で練り上げるので、その食感はちょっと他にはないものです。喜ばれる贈り物として、ぜひ皆さまにもおすすめします!材料の調達に手間をかけていますから、もちろん値段もそれ相応です。今は1個400円ぐらいなのでしょうか。
 400円あげるから、赤ちゃんのほっぺを触らせてくださいとパパとママにお願いしたらどうなるでしょうか。緊急停車ボタンを押されて、鉄道警察隊に引き渡されてしまうかもしれません。今日はただでさえ、人身事故ですでに大幅な遅れが生じていたので、これ以上の遅延は客足に大きく影響を与えてしまうだろうと判断し、我慢しました。
 昨日、うつわノートさんで拝見した山本亮平さんの器にしろ、今日の赤ちゃんにしろ、これから生成する可能性を内に含んだものを目にすると、どういうわけか勇気が湧いてくるように思います。

初期伊万里陶片
最長部分94×83ミリ
山辺田窯でしょうか。
可憐な花の絵。写真だと濃く映ってますが、
実物の絵付けはもっと淡いです。    
SOLD OUT  
    
 
    
高台も残っているので、酒肴の小皿に
使えます。            


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