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2014年6月20日金曜日

あるたたかいの記録②

 いよいよ決戦の日。今はもう自分たちにできることを出し切って、ただベストを尽くすのみ。それぞれが秘めた思いを胸に抱き、緊張の面持ちで開場を待つ・・。
 
 今日は開店前に神田の古書会館で開催されている即売会に行ってきました。開場と同時に到着、ホイッスルが鳴らされるなどの合図も特に無く、黙々と地下の会場へと吸い込まれていきます。出だしは思いのほか、スローペース。まるで各自がお互いの出方をうかがっているかのよう。と思いきや、早々に抱えきれないほどのA5版大の本を両手に積み上げて歩いている男性の姿を発見。足の運びはかなり危なげで、外見だけから推察するに、130歳ぐらいでしょうか。休みを入れるべく、平台にいったん本を置いて体勢を整え直しつつ、選んだものを再度点検、数冊は棚に戻しています。そこにその老人の近くで物色していた87歳ぐらいの男性が、戻された本の1冊を抜いて自分の手元に。表紙を一瞥したのみでそのままレジに直行。まさにインターセプトからのカウンター。丁寧に吟味しながら本を選んでいたかのように見受けられましたが、機を見て敏、典型的な堅守速攻型でした。
 棚に沿って見ていくのがまどろっこしいのか、通路を縦走して、気になるものが視界に入ったら手に取るというタイプもいます。それだともちろん見落としが多く、拾える量にも限りがありますが、一度棚沿いに入ってしまうと、人ごみから抜け出すことが困難なので、こういう縦に大きくつないでいくパワープレイで本を見るのも一つの方法です。
 で、自分はというと、まだ1冊も手にしていないので、人のことを観察してる場合ではありません。目当ての棚を横にゆっくりと見ていきます。ただし人気のある棚なので、物色の場所を確保するのにも技巧を要します。各々が自陣をしっかり固めており、このカテナチオを崩しながら欲しい本を見つけるには、フィジカルのみならずメンタル面での強さも要求されます。無言でグイグイ肩を入れてくる人もいて、そういうシーンでも当たり負けしない身体能力とカッとならない平常心はどうしても必要です。
 会場から出ると、ぐったりと疲れます。コレステロール値が高かったり、運動不足で生活習慣病が気になる方には、適度なエクササイズとして、ぜひ即売会へ行かれることをおすすめいたします。


 
 
『大空魔竜ガイキング ミニカードアルバム』
結局よくわからないものを買ってしまいました。
駄菓子屋でなどで流通したものでしょうか。
600円

アルバム裏面
カードを2面入れられるファイルが
7頁付いてます。        

大当りラッキーカード
上記のアルバムと交換できるカード
 交換済みの印入り。        
ガイキングのカードは4枚のみ。


あとはなぜか天才バカボンのカードが13枚。

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