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2014年6月28日土曜日

今日の犬

 カンヌ映画祭には優れた演技を見せた犬を表彰するパルム・ドッグという賞が2001年から設けられているそうです。あくまで非公式とのことですが、創設以降は毎年受賞犬が選ばれているので、映画に犬は付きものということでしょうか。
 今年のパルム・ドッグは、コーネル・ムンドルッツォ監督の「White God」に出演した兄弟犬2頭が受賞。そして次席の審査員特別賞には、ジャン=リュック・ゴダールの「グッバイ・トゥ・ランゲージ」に出演のロキシー・ミエヴィルが選ばれました。作品も審査員賞に選ばれたので、犬と監督の2冠受賞です。これはもっと大きく世界に配信されてもいい事件だと思ったのですが、テレビでの報道は見かけませんでした。めざましジャンケンのゲストをゴダールに打診するとか、きょうのわんこにロキシーを出して、レマン湖の湖畔をゴダールと散歩している光景を撮影するといった案件はフジテレビ社内にはあがったのでしょうか。フジテレビの株主ではないので、経営方針に口を出す立場ではありませんが、今なお面白くなければテレビではないと思っているのならば、この件は真剣に検討してほしいと思います。もちろん現在折衝中の可能性もありますから、経過を静かに見守りましょう。
 
『わが動物記』犬飼哲夫
暮しの手帖社 1970年1月25日初版
カバー上少破れ         
   著者は南極観測隊のタロとジロの育ての親
SOLD OUT

 
 

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