ページ

2014年9月23日火曜日

箱の中の箱

9/25(木)は仕入のため開店時間が14時頃になる予定です。
10/1(水)は所用のため臨時休業いたします。
ご了承のほど、よろしくお願い申し上げます。

 開店前に南青山OVEで今日から始まった「手の仕事、使う愉しみ これあったいいな」展を見てきました。Web上で工芸作家等を紹介しているパノラマによるギャラリー展示です。名実を兼ね備えた当代の人気作家の作品が一同に会する機会とあって、秋空の下を血眼になって小走りで道行く人を見かけるかと思ったのですが、土地柄なのかそんな人を目にすることもなく、目的地OVEに到着。目当ては、4人のギャラリーオーナーと1人のデザイナーが、ガラス付ボックスの中に各々手持ちの作品を陳列するというコレクションボックスを一目見ることです。店内には作家の作品が数多く並んでいますが、よんどころない事情で物欲を刺激されては困るので、意図的に視野を狭くしてボックスだけを見るようにしました。主催のパノラマさんにとっては、この手は歓迎すべからざる客でしょうから、目的を済ませたら早々に退散する予定です。
 ふだんは店という空間に人を招き入れて設えを提示するギャラリーが、小さな箱の中でそれを表現しないといけないのですから、いわば中編小説を五・七・五に収斂させるみたいなものでしょうか。ここで駄文を連ねても仕方ないので、どうか足を運んで実際に見てください。個人的にはうつわノートのオーセンティックな並びの中にあった梶原靖元氏の茶碗が欲しくなりました。ガラスケースを叩き壊して奪取する妄想も浮かびますが、ギャラリーですから適正な対価を支払えば入手は可能でしょう。そこが博物館・美術館との違いです。身銭を切れば自分のものにすることができる。当たり前の話ですが、恐ろしい法則です。それではいくらあっても足りないではないですか。


 
当店のコレクションボックスはこんな感じです
セルロイドの小箱 縦5.1×横2.7×奥行1.6センチ蓋付 SOLD OUT
左から土錘の欠片 SOLD OUT、 弥生時代 SOLD OUT、鳥が線刻された土錘 南米、
ファーバーカステルの鉛筆削り ドイツ製  SOLD OUT       

0 件のコメント:

コメントを投稿