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2014年10月24日金曜日

達人の散歩

 ある領野においてその頂きに達した者を達人と呼び慣わしています。武術であれば塩田剛三、花であれば川瀬敏郎、ひとり甲子園芸であれば柳沢慎吾・・。であれば、散歩という分野でも道を極めんとする者がいても不思議はなく、その道のりの実に良き伴走者たる存在として、株式会社交通新聞社から発行されている「散歩の達人」という雑誌があります。そして現在発売中の散歩の達人11月号の「本トピ」というコーナーで当店、書肆逆光を紹介していただいているのです。ということを言うためだけなのに前振りが長過ぎました。
 特集は「大人のラーメン 大人のうどん」。ラーメンやうどんを食べてから逆光に行ってごらんなさいよと言わんばかりの特集です。たとえば表紙に使われている竹ノ子そばの「奇珍樓」。場所はJR根岸線山手駅から徒歩9分。そこから根岸線で横浜に出て、東海道本線に乗り換え、新橋から都営浅草線で宝町から徒歩6分ほどで当店に着きます。所用時間は50分強。近いです。あと気になったのは「勝味屋」の耳うどん。東武佐野線佐野市駅から車で9分ですから、徒歩だと1時間15分ほどでしょうか。佐野市駅から佐野線で館林、特急りょうもうで北千住に出て、日比谷線で八丁堀まで。たぶん3時間ぐらいです。けっこう近い。このようにラーメン・うどんと古物の見事なコラボレーションが成立したこの号は、ポパイなんかを立ち読みするとよく書いてあるマストバイというやつでしょうか。皆さまのお越しをお待ちしております。

ラーメン、うどん、いずれの店も絶妙のセレクト。
ノスタルジーと最前衛の完璧なマッチング。   

店にお運びの際は、ぜひラーメンとうどんの
話を聞かせてください。         

 

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