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2017年5月15日月曜日

八国丁立堀

5/17(水) 出張業務のため17時に開店
5/21(日) 東京国際フォーラムの大江戸骨董市に出店

6/8(木)〜11(日) 中央区古道具イベント『点店5』開催

インスタグラムもぜひご覧ください→👃


 もしかして地球の自転速度って上がった?と思ってしまうくらいに、月日の流れが早い今日この頃。ちょっと前までゴールデンウィークだったはずなのに、今やそんなものは始めから無かったかの如く人々は生活しています。人間たちの営みの気配が失われしゴールデンウィークの八丁堀。苦肉の策として、均一本大放出企画と日本橋こっとういちへの出店を敢行しまして、連休期間中をお蔭さまで楽しく過ごすことができました。ご来店お買い上げの皆さまに感謝申し上げます。楽しすぎて写真を撮ることを忘れてしまっていますが、写真なんかなくても、遠ざかる雲のような5月のメモリーは、きっと心の中に生き続けていくことと思います。
 さて6月の第2週には、中央区に恒星のように点在する古物業者たちによるイベント『点店』が開催されます。お蔭様でこの度で5回目を数えることとなりました。今回は少し毛色が変わりまして、コレクターズスペシャルと銘打ち、各店舗の商品に加えて、それぞれがお付き合いのあるコレクター氏に品物を出していただき並べるという企画。商品情報は追って各店よりFacebook等でアップされるはずなので、少しばかりは胸をときめかせながらお待ちください。
 逆光が協力を仰いだのは、昨年2月に当店にて作品展示をしていただいた伏木庸平さんです。もっとも伏木さんの場合、国立で飲食と古物を扱う店舗『台形』を経営(伏木さんは古物担当)していますから、正確にはコレクターではありません。ただ生半可な業者の及ばない買い度胸と目筋の純度の高さによって手元に招来された品々が、逆光でどんな化学反応を起こすかが見たくて、出品をお願いした次第です。先日、挨拶がてら久々に台形に行ってまいりましたが、相変わらず変わった空間でした。絶えず何かがズレて生成しているというのか・・飲食と古い物と聞けば、割とありそうな組み合わせに思えるのに、現実の店は唯一無二。にもかかわらず、当人たちがそれをことさら新しぶって見せてないところが、また変わってます。え、だってオカシくない?と、こっちのツッコミを誘発するインタラクティブな店舗作りを目指しているわけでもなさそうです。気にはなっていたけど、まだ行ってないという方、ぜひ一度お運びください。そして逆光とのフュージョンがどんなものになるのか、今から妄想しておいていただけたら幸いです。


書肆逆光店内。埴輪の残欠、ベークライトの椅子、
奉納剣、穴あけパンチ、漆椀など、どれもが有機的な
関連性を際立たせつつ並んでいる・・とはとても言えない
陳列。                      


台形。キッチン入口壁面。聖人像や土俗面など。

飲食担当の台形店主。一般の飲食店に比べると、かなり
イレギュラーな店内だと思うのですが、店主は特に意に介さず。 

虫喰いの像やらぶち割れの仏花器やら。 
絵馬やら神像やら。

棚上段は松本辺りの道祖神でしょうか。いいですね。


絶対的な美味さを誇るプリン。
江戸期の神像とともに。

妖しく照らし出されるケースの中のプリン。

壁面のアクセサリーコーナー。



護符各種。












 
 

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