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2017年11月29日水曜日

お知らせたち

12/7(木)〜9(土) 『点店終点
12/16(土)・17(日) 『小江戸骨董市』於 うつわノート川越店
12/23(土)〜29(金) 植木智佳子個展『頁の戯れ』


 ヒマを再結晶化させたかのような純度の高いヒマさ加減に翻弄される時もあれば、これ見よがしに気忙しい時もあるのが人生です。12月は端から見て、そこそこ忙しぶってるぐらいにスケジュールが埋まっていて有り難いことです。
 まず『点店終点』ですが、DMには「いよいよファイナル」などと銘打ってあって、どこかLAST GIGS的な何かが漂っているようないないような気配があります。音楽性の相違による解散なのか?と聞かれたりもしますが(しませんが)、実状は来年度のノー・コンセプト店舗移転のため、現行の形を一度終わらせましょうという話です。商店街の空き店舗前で、おニイさんがお立ち台に上がってメガホンで「いよいよ今日明日かぎりの激安価格」と呼び込みしてるアレがイメージに近いでしょうか。毎度のことながら、各店舗泣きながらの仕入にギリギリまで奔走します。
 そして『小江戸骨董市』。康芳夫と肩を並べるとさえ云われるあの辣腕プロモーター、うつわノートの松本武明氏が、いよいよ大江戸骨董市の対抗軸として掲げたプロジェクトのプロトタイプなのか?と聞かれたりもしますが(しませんが)、実際は師走の気が逸るなかで、古物でも見てひと息つきましょうというほのぼのとした企画です。しかし出店メンツは、当店にしてみれば「みな我よりえらく見ゆる日よ」と啄木魂に苛まれてしまうような人たち。見応えあると思います。会期は二日と短いのですが、散策を兼ねてぜひお運びください。川越在住歴のある逆光店主が、小江戸の名店をご案内いたします。と言っても「餃子の満洲」ぐらいしか知らないのですが。
 古物企画二連発、年も押し詰まる感のある中のお越しを心よりお待ちしております。
 さらにいよいよ年の瀬も押し迫ったところで、個展の追い打ちです。植木智佳子『頁の戯れ』。古書、岩絵具、文字、詩歌・・。小さな雑居ビルの一室で、静かなポエジーが炸裂しそうな予感がする展示会です。概要はまた追ってお知らせいたします。
 今年も各方面の皆さまのお蔭で、素晴らしい一年となりました。と、締めの挨拶にはまだ早いのですが、残りの2017年もどうぞよろしくお願申し上げます。


なにかしら愉しいものがある、と信じたい店内。

企画展示の多い昨今ですが、お時間を割いていただけたら
幸いです。                     




 

 
 







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